木の家具の工房 ぽちてっく京都でオーダメイドの木の家具や小物を製作しています。

先日は、自分の作った器とスプーンで春スープを味わう会のうつわの日。
今回は私、ぽちことトダが参加させていただきました。

いつもサポートする立場なので、とーーーってものんびりさせていただきました。
またついつい木との違いばかり比べてしまいます。

・木は、土に比べ制約が多いように思うので、自然と形を導き出すイメージ。
・土は、一から作り上げる造形。スピード感が必要。
土の場合は、成形してから乾燥→素焼き→本焼成へと段階を経て完成します。
待つ時間が必要なのです。（かといって、木工も待ちの時間は多々ありますが）
生徒の私たちは、成形まで。
なので、焼き上がりは、先生のヤエさんが行ってくださり、
次回のスプーン教室では、その焼き上がりと対面なのです！
上記写真は、ヤエさんが、生徒さんの器のうしろに、
それぞれのサインを入れているところと素焼きシーン。

ついつい、日々の制作に追われていると（それも楽しいのですけど）
こんなふうに、ふと違うことをする時間がとっても必要になります。

本来の形を導き出す、、、
その本来を少し超えた時にもまた、新たな発見があったり。
木に限らず様々な素材はそうなんだと思いますが。

以前、木彫しておられる大先輩の仕事をみていたときのこと。
大きな木の固まりが、まるで砂みたいなもので、
その木の中にうまっている形をとり出しているぐらいに
サラサラ形を掘り出されていました。
えーー！って間の出来事です。
そんな体験は、、、何かを超えたヒトにできるのかな、、。
憧れます。

さて、肝心の私の器作りですが、、、
どうも「かたよった」「かたい」形になってしまいました。
後半で劇的な変化があればいいのでえすが、、、。
焼き上がり、、楽しみです。

企画、会場清水家のアイコさんとヤエさん。
ポチテックのスプーン教室とは打って変わって、
ゆーーーったりとした時間をありがとうございました。
参加された皆様、いったいどんなかんじだったでしょう？

次回は4月に入ってから。
土と木の違いを思う存分味わってください。
ガンガン、コツコツ、いきますよー。