山中晴夫退任記念展 木を愛する木工作家展 お知らせ

2013/01/07 by


あけましておめでとうございます!今日から仕事始めのpotitekです。
本年も木とともに、よろしくお願いいたします。
さてさて年明け早々、私の大学時代の恩師、木工家の山中晴夫先生の退任記念展と、
その教え子たちによる作家展が始まりました。
是非ご高覧ください。(ちなみに私は12日土曜の昼間、当番でいっています=)

本展では,これまでに制作された作品を中心に,新作を交えて展示されています。
京都市中京区堀川御池北東の@KCUA にて、1月14日まで。
尚、山中教授に指導を受けた若手木工作家14人による作品展示
「木を愛する木工作家展」も同時開催、私も出品しています。
私は山中先生の赴任最初の生徒でもあるのです。

写真左は展覧会のポスター。同期の漆作家、福元恵海さんの作品とともに。
右は先生娘が生まれたときにプレゼントしてくださった木のパズル。
こういう作品が暮らしの中にあるとほっとします。

先生との日々の中で、一番心に残っている言葉は、私の独立時のこと。
ー私「この道(木工)を進むにあたって何が大事でしょうか?」
ー先生「続けたらいいんちゃうかな。」とぽつり。
そう、先生はいつも言葉が少ない。声も小さい。
(アカペラで歌う声は本物の歌手のようなのですが、、歌が好きな方なのです。)
右も左もわからなくって、
そのときはもっと具体的なアドバイスを頂きたかったのですが、、。
見切り発車で独立してしまい、未だに技術的なことなど足りてませんし、
人間的にも足りていないことだらけです。。
気がつけば10年以上たってしまいました。

続けること。

これは、世界をめざす人にとっては、小さい志かもしれない。
でもやっぱり一番大変で、大事なこと。
家族のこと、子供のこと、いろいろな変化を受け入れながら
細々とながら「木の楽しさ」をお届けできるようやってきたいな。
そう、一人の教え子は思っております。

先生、ありがとうございます。

追伸 これからは歌の活動も活発にされていくそうです♪乞うご期待。
   (その昔、私の結婚式の披露宴でも歌って頂きました)

。。。

山中晴夫退任記念展/木を愛する木工作家展

会期:2013年1月5日(土)~1月14日(月)
開催時間:11:00~1900
休館日:月曜日 *1月14日(月祝)は会館
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA1、2
京都市中京区油小路御池押油小路町238-1
主催:京都市立芸術大学

京都市立芸術大学URL http://www.kcua.ac.jp/
山中晴夫教授 http://www.kcua.ac.jp/professors/yamanaka-haruo/
@KCUA URL http://www.kcua.ac.jp/gallery/

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