竹中大工道具館 10/4(土)オープン!

2014/09/30 by

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もう10月。このたび日本唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」新館が、
新神戸駅すぐそばに移転オープンします。
のみやかんな、のこぎりなどの大工道具だけでなく、
職人の匠(たくみ)の技を間近で見られる展示物がそろっています。
こちらの大空間ホールを思い浮かべながら作った椅子を1脚、納品させて頂きました。
ご来場の際は、どこかにあります椅子にもお座りくださいね。

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以前は神戸市の中山手にありました。
大学の木工コースにようやく進んだ最初の授業で、
今は亡き恩師藤崎先生に連れて行って頂きました。当時が懐かしく思い出されます。
そして10数年の(もう20年近いんですね、、)時を経て、
お声を頂けたことを心から嬉しく、感謝しています。

先日、内覧会に伺いました。
竹中工務店の本社と邸宅に使われていた地に、新館が建てられています。
外から見ると1階建て。地下2階あります。

大工道具ゾーン、昔の人はすごい、、。そしてこの技を今に伝える人々も尊敬。。
この日は、削ろう会の方や宮大工さんもわんさかで熱気が違いました。
そしてこちらに置いてある大ベンチの気もちよいことったら。
カンナ跡、手で触ってください。

エントランスには、関西で活躍し尊敬する木工家の方々の椅子10数脚が展示してあります。
軽やかで素敵です。。。う〜ん座って手で触り続けたい、、。

私の今回の椅子、ベースはMさんの椅子をもとに、リデザイン。
その時々で、ミリ単位で太らせたり、面の取り方を変えたり、
最初の「直感」を信じて作っています。
決して特別な作りではありませんが、
ポチテックらしい線がでたかな?ズドンとしてましたねえ。
ま、いろいろな表現があってよいでしょうか。。

是非皆様も、道具たちとともに、館内の椅子たちに座って、一休みしてください。

オープン後は、一般の方も楽しめるワークショップ随時開催されます。
そちらと合わせて来館されると2倍楽しめると思います。

そしてなんといっても木工女子の皆様!!(そうでなくても)
要チェックなのは、グッズコーナーです!
大工道具の手ぬぐい(これはお土産にも喜ばれます。のみの輪っか職人の父に)、
道具イラストのメモ帳(これは何冊かまとめ買いです!)
カンナの鉛筆削り(うちの子どもに)、、
かなり買い占めたかったのですが内覧会の時にはまだ販売してなくて涙。
次回来館時に手に入れようと思っています。

私が大喜びしていると、館の職員さんが、
「こんなの売れるんかなあっていってたんですよ」」と。
「いますよ!木工女子が!」
きっと日本には一万人くらいいるんでは?
いるんかなあ。いかがでしょう皆様。

ともかく、神戸の新名所!宜しくお願いいたします〜。

最後となりましたが、このようなすばらしい場所へご縁をくださった館長様、
西川様、関係者の方々、ありがとうございます!
細々と長くをモットーに、頑張ります。

竹中大工道具館→http://www.dougukan.jp/contents/renew/top.html
ただ今リンクできていませんので検索してください〜(><)

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