『手づくりする木のスツール』掲載頂きました。

2010/08/27 by


西川栄明さん著、誠文堂新光社出版。
前作の『手作りする木のカトラリー』と言う本持っておられる方もいらっしゃるのでは?
今回は、そのスツールバージョンなのです。


使う人々の周辺の風景を追いかけ、まとめてくださってます。
私はお豆スツールと「おさんぽ椅子」、ハイスツールなどをご紹介頂いてます。

スツールのいいところは、ひょいと持っていけるところ。

自分のお気に入りの小さなスツール。
あっちこっちひっついて、座ってもらう。
ほっとするひとときをプレゼントできたらいいな。

私の屋号、「ぽちてっく」には、
そんな小さなキの効いたものを、
テクテクもって、
テクテク一緒に歩く。
そんな存在のものつくり。
そんな意味もこめています。

これはおさんぽ椅子を始めて持って帰った日の双葉。
もう半年近く前のこととなりましたが。
いきなり興味をもったのでびっくり!

おさんぽ椅子は小さなカンナなどはいりますが、
比較的性格がおおざっぱなかたでも大丈夫です。
頑張れば一日で完成できるので、
是非挑戦してみてください=
もともと、ハンティングスツールとも言われるこのスツール。
大人も座れるのですが、2歳半の娘が座れるように小さくデザインしてます。

とにかく、
木のスツールに座ることって、
なんだかいい感じなんだなって思ってもらえると嬉しいです。

。。。

この本の著者の西川さんも素敵な方です。
もともと山が好きで,ヒマラヤの遠征に行った経験もあるそうなのですが、
山の中を歩きまわることから木には親近感を持ち、
木の仕事に関わるかたと接するにすれ、
その好奇心からどんどんと木にまつわる著書を出されている方です。
取材を受けるはずが、
その冒険のお話がおもしろくって、もっとお話したかったです。

そんなこともあり、移動式のおさんぽ椅子に興味を持ってくださり、
今回制作が実現したのでした。
西川さん、このような機会をくださってありがとうございました!

西川さんの別の著書、
木とふれあい、木に学び、木と生きる。『木育の本』(煙山泰子さんと共著)もおすすめですよ=

。。。

私のスツールの思い出。

家にあったミシン用の木の小さな椅子。
子供のころはおばあちゃんが使っていたのかな?
いつの間にかミシンはなくなってしまい、
大学になったときに、そのお古の椅子を貰ってきました。
今でも家の土間で使用中。
なんてことのない木の小さなスツールですが。

そんな、なんてことがないけれど、
場所を点々としながらも、そっとそばにいてくれるような、
そんなスツールを作れたらと思います。

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