スバコ・オープンハウス

2006/12/10 by

10日、Kさんのお家が完成しオープンハウスが行われました。
Kさんのお家は建築家庄司洋さん設計。『スバコ』という名前がついています。
ポチテックの家具はそのまっさらな状態のお家に、
彩りとして参加させていただきました。
Kさん、庄司さん、ありがとうございました!


Kさんご家族は(ポチテックのホームページに何度かご登場いただいてます)、
一年ほど前に開催した日用雑貨はじかみさんでの展覧会にお越しいただいたお客様。
今回、このお家にダイニングチェアを作らせていただく予定です。
折しもそのオープンハウスの日、
10日ははじかみさんが閉店する日だったのでした。
はじかみさん、本当に今までありがとうございました。
そして、素敵な出会いをありがとうございました。
Kさんご家族のスタート、はじかみさんの第2の人生のスタートの日。
不思議なご縁ですね。

今回は、ポチテックの家具をお貸しする形でのオープンハウス参加。
個人のお宅のオープンハウスのために、
ポチテックではお知らせしなかったのですが、
たくさんのお客様に座っていただくことができました。
「家と一緒に家具も作ってもらったんですか?」とのお声も多数いただきました。
それくらいKさんのお家と、雰囲気、息がぴったりだったんです。
家と人の中間に家具があることを、ひしひしと感じた一日でした。

庄司さん遊び心でしょうか?コンクリート建てのお家には、
いろいろなでっぱりがあって、まるで宿り木のよう。
その高さになぜかズツールの高さがぴたりだったり。
家のあちこちに私たちの椅子たちが、前からあったかのように並びました。

Kさんご家族と、庄司さんのデザインのなんだかあたたかいかんじというか、
ユーモアを感じるデザインというか、、本当に、ありがとうございました。

ここでひとつ、ポチテックのコンセプトを。

ポチテックのポチは「点」と書きます。
皆様の生活にひっつきながら、空間の中のちょっとしたアクセントとなり、
人と人、ヒトとハコを繋ぐモノ作り、場作りを目指しています。

私は大学生の最も最初の木工作品に、「巣」という作品を作りました。
10年くらい前の話。
それは宿り木のような、木の壁掛け棚。
鳥達の帰る場所。
旅立つ場所。
棚があることでモノを飾ろうという気持ちができるというか、
モノがあることで、その場がより広がりをもつような、、、、。
今考えていることとほぼ同じなのが、成長があるのかないのか。。

Kさんにお家の名前が「スバコ」になりました、聞いたときに、
その昔のことを思い出して、またもご縁を感じたのでありました。

そうそうもしかしたら、
Kさんちでもスプーン教室を開催させていただけるかもしれません。
是非とも実現させましょう!その前に椅子も!

さあ、これからいろんなできごとがここから始まって行くんですね。
お幸せに!

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