神戸のDELLA-PACEにて展覧会のお知らせ

2007/08/18 by


11月、ポチテックは小物中心の展覧会を神戸で開くことになりました。
会場は、先日オープンしたばかりのギャラリー&スペースDELLA-PACEさん。


オーナーのKさんとは、4月の堺町画廊展でお会いしたことから、
今回お話をいただきました。
出身地の兵庫での展覧会、夢でしたのでとても嬉しく思っています。
なんともありがとうございます!

カトラリーや器類、スツールなど。
大物は少なめで、小物を増やしたいと思っています。
教室も期間中開催予定です。
神戸方面の方、
また神戸の旅も兼ねて遠方の方も是非お立ち寄りください=
詳しくは後日お知らせします。

。。。
現在DELLA-PACEさんでは、
17日からオープニング展として陶芸家の「脇山さとみ展」が8月31日まで開催中。
神戸JR元町駅から北西へ徒歩3分です。

私トダは兵庫に里帰り中でして、両親と行って参りました。
小さくても何かしらお話のある、奥行きのある器やオブジェたち。
ひっくり返したり、うしろにまわってみたり、
じっくり手に取って味わいたくなる脇山さんの作品です。
(↑上写真は「スクウヒト」
人は何かに救われたり、幸せをすくったり、、? 頭がスプーンになってます!)
是非どうぞ!

一緒に行った両親は、早速ソーサー&カップを、
白い器の好きな私も白いマグカップを選びました=

脇山さとみ展
「And they lived happy ever after」
2007 8/17(Fri)〜8/31(Fri)
OPEN 11:00〜19:00(最終日〜17:00迄)

〒650-0012 神戸市中央区北長狭通4-9-10 黒澤ビル1F DELLA-PACE
元町駅より徒歩3分
TEL/FAX 078-392-9638
定休日 月曜日
アロマサロンgrain併設(完全予約制)

素朴で居心地のいい、都会のラスティックな空間、
アートを楽しみ、元気づけられるという意味を込めて
「幸せ通り」(=DELLA-PACE)と、名付けられたとか。

「ラスティック」調べてみました。
生地の表面が、不規則である、粗い、といった効果を表す語として用いられる。
粗野な感覚(テイスト)を意味する場合も使われる。
なるほど。確かにラフなジーンズのようなかんじの空間でした=
インテリアのお仕事をされているオーナーのKさんは、
私と同い年の娘さんがいらっしゃりますが、
とっても好奇心旺盛で、キュートな方です。
楽しい展覧会を企画されるのではと思います。
私たちも、、、!

このギャラリーのある通りは駅の近くなのにまだまだひっそり。
ちょいと探してみて下さい。
目印はパルモア病院。すぐ北です。

。。。
番外編。

8月頭にその打ち合わせで工事中のギャラリーにお伺いしたときのこと。
仕立て屋さんをしていたKさんのお義父さんが、
仕事で使っていた味のある形見のケヤキの天板がありました。
Kさんは、私たちがスプーン教室で使っている作業台のことを
いたく気に入られていて、
「天板の足を探しているが、
あの作業台のようなイメージ通りのものがなくて困っている」とのこと。
「あの机は父が何十年も前に作ったものなんです。」
「え!そんなことが!あれが理想なんです!」
「あれは溶接ができる人なら誰でもできるんですよ。ラフな作りですけど、、」
と、お話が弾み、、
「専門ではないし急な話なので、無理かと思いますが聞いてみます」
と、父に相談することに。
以外にもあっさり引き受けてくれ、
あれよあれよと数日のうちに作ってくれたのでした。
ちなみに、父は溶接を仕事にしておらず、金物の部品を作る仕事をしています。
(過去の記事:詳しくはこちら!→)

思いがけず親子でギャラリーにお世話になることになって、
なんだか不思議な気分でした。
アジャスターをつけてくれたり、
そのためのスパナを取り付けてくれたり、
父らしい実直な心使いが感じられる机にと仕上がっていました。
これから、この机は、この空間で長く愛される事でしょう。

いつもありがとう、お父さん!

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