町家やルームシェア物件を豊富に扱う京都の不動産、
ルームマーケットの藤氏さんが、
以前作り方をアドバイスしたサイドテーブルが完成したので、
お披露目にアトリエに来て下さいました。
藤氏さんは。ルームマーケットのホームページも手掛けられており、
本業は文筆業らしいのですが、町家コラム〜古家よろず造作記〜
と言うコーナーを持たれています。
その名の通り、
古家にまつわるいろいろな端材、部材から、
手加工を用いてできる造作ライフを楽しむ、
という活動です。（本業ではありません、、）
詳しくはホームページで、、。
文筆業なだけあって、文献のように文章がびっしり！
私も今は古家に住んでいますが、
昔から、ルームマーケットさんの扱う物件が好きで、
結局住まなかったのですが、何度も相談にいったりしてまして、、
お世話になりました。
今でも物件巡りは趣味です。。（迷惑！？）
東山区調査隊になりたいくらい。
さて、
サイドテーブルに昔私の作った椅子を並べると、あらら、とてもいい感じです。
お家でもこのように使われているようです。
今回藤氏さんによって完成した「町家珈琲卓」のレポートはこちら。
私は家具の修理は専門にはやっておりませんもので。。
何事も、
一から作るほうが簡単で、
今すでにあるものの表情を活かしたり、揃えたり、
修復して作り直すことのほうが、手間もかかり大変なのです。
仕組みがわかってないと。
そういうお仕事の方には本当に頭が下がります。
今回、構造もおおまかな事しかお話しませんでしたが、
もと床の間の小さな切り落としを最大限に用い、工夫し、
無事に完成されて、ご報告に来て下さったのでした。
ありがとうございます。
アトリエにあった本当に小さなケヤキのかけらも喜んで頂いてくださり、
しっかりアクセントに、天板に埋め込まれていました。
塗装は柿しぶにあまに油だとか。
スプーン教室の生徒さんにしてもですが、
日頃仕事や機械加工になれていると、見過ごしていること、
やらなくなってしまったことを、
手の力で乗り越えて行ってくれる姿に感動します。。
今年も一年そんなことがいろいろとありましたね、、。
皆様、ありがとうございました＝