家の改装にあわせ、本棚と、テーブル脚をオーダーしました。
現在育児中で作業などはお休みしているので、
逆に木でない素材に触れることが面白い今日このごろです。
オーダーといいましても、父にお願いして作ってもらったのです。
素材は鉄。
父は、金物の部品を作る職人です。
機械や、工場を作るために溶接そしなくてはならなかったから、
できるようになったので、とても簡単な溶接しかできないそうです。
その素朴さが、何かユーモアを感じるモノを作り出しているように思います。
（過去の記事はこちら→）
材料のL金はシンプルな部材。
加工しやすく且つかっこよく、、
どちらにL金を向けるか、何ミリ下げるのか、、なかなか難しいものです。
でも、スプーン教室のテーブルのように、
いつもの父らしい、ざくざくっとした仕上げが希望です。
家用には少しハードかもしれませんが、
私たちの家らしいし、
木の天板とあわせると丁度いいかと思います。
鉄と木の組み合わせ、ってほんとあいますから。
実は、私は大学受験のとき、金工コースも受験していたのです。
家の仕事を見ていて、引かれたのかもしれません。
（といっても、落ちたので進みませんでした。そして木に。運命ですね。）
さてさて、忙しい中作ってくれてありがとう。
嫁入り道具？には時間差があるので、出産祝いですね。
完成はまた後ほど。。
誰かのために何かを作ることもなのですが、
自分のために作ってもらう事って嬉しいもの。
母にワンピースや鞄をつくってもらったのは子供のころ。
物がなかったから、いろいろ作ったのよというけれど、
少し足りないくらいがちょうどいいんだろうなあ。