かおる先生のお豆スツール 

2011/05/23 by


お花の先生のお教室用に、4本脚のお豆スツールを納品しました。
日頃は脚は末すぼまりのデザインが多いのですが、久々に末広がりに。
タタミにいい感じであります。

お花の先生、かおる先生は、
実は私が幼稚園児〜中学生まで通っていた”お習字の先生のママ”なのです。
M先生にはつきっきりでご指導頂いて、、本当にお世話になりました==

さて、お習字を辞めてから20年!近くたってるんですけど、
かおる先生は雰囲気が変わらずびっくりしました。
(お孫さんはもう大学をでて就職らしく、何歳か不明です!)
お歳を感じさせずとてもパワフル&オーラのある方なのです。

今回のお題は、お花の教室で生徒さんのお花を手直しするときに、
中腰で座れるゆったりしていて、安定感のある軽い椅子でした。

ひっくり返ったら大変なので、悩みながらとても慎重にデザイン。
お豆スツールの4本脚は、今まできちんと制作していなかったので、とてもやりがいがありました。
(娘には3本脚のお豆スツールで慣れてもらったのでそのままになってまして、、。)

座面の裏側の軽やかな感じなど、かなり自分で気に入ってます(自画自賛ですみません)。
座面には輝くようなトチの木がでてくれました。
やっぱりいいです、トチ。
最近はめっきり少なくなってますから貴重です。

ネコちゃんが出てきてくれたところをパチリ。
お花、習いたいなあ。
お習字ももう一度したいと本気で思っています。

と、いうのも、、、お店を始めたからだと思います。
夫の店、うえとsalon&barは、酒陶柳野さん、料理川口さんなど和を得意とされる木島徹さんの設計。
うえとも、ふんだんに木を使った聚落壁のシンプルな空間となっています。
グラスはヨーロッパのアンティークを中心としているのですが、
器は伊万里などの骨董を少しと大好きな陶芸家、喜田村朋太さんのもの(骨董に会うんです)。
私はとんと詳しくないのですが、
夫に一緒にアンティークのお店におじゃましたり、
古いもの、歴史のあるものを使うこと、眺めることは、
旅しているようでもありますし、
自分もその歴史の一部に繋がったような素敵な気分になります。
(それでおいしいお酒を飲むってのは最高!)

そしてお客さんの中には、
呉服屋さん、和菓子屋さん、紙屋さん、庭師さん、、
京都ならではのお仕事をされているいろいろなジャンルの方いらっしゃり、
もっと日本の文化を知りたいなあと思うようになりました。
こんなにも素敵な文化が、京都にはいっぱいあるんですから。

木のことはベースに持ちつつ、子育てはもちろんですが、
これからの10年は日本の文化にもっと触れたい、
そう感じてます。あ、英語も。。
(昨日で35歳になりましたし。)
お花、お茶、着物、、そんないろいろできないか。
先ずは1つ。
、、いつもいつもあちこちに気がいってしまう私なのであります、、。

話がそれましたが、お豆スツール、かおる先生!どうぞご愛用くださいね。
ありがとうございました。
京都のお店にも、M先生とお孫さんと3世代でお越し下さいね!

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