山荘 寺子屋スプーン教室レポート

2011/08/18 by


先日大山崎山荘美術館でのスプーン教室が終了しました。
初めての和室での開催。机を並べ、道具をセットするとなんだか寺子屋のよう。
16本のかなり完成度の高いデザートスプーンが完成しました。
皆様、ありがとうございました〜!

さて、教室は会場に行くまでの坂道途中の、
レストハウスの2階で行いました。


もともと車庫として建てられ、2階には運転手さんがすんでおられたとか。
建物の中は、窓枠などに当時の様子が垣間みられます。

全体をスケルトンに片付けて、セッティングしたら本当に寺子屋みたい。
日頃はこちらは俳句の会などでのご利用とか。
いろいろな催しができそうな素敵な空間ですね。

さて、今回は、お茶も含めて3時間での完成を目指していたので、
荒堀スプーン、スプーンの素はかなり進め気味のものをご用意しました。

「くちあたりのよい デザートスプーンを作ってゼリーを食べよう!」がテーマです。

ものたりなくないかが一番の心配だったのですが、
「くちあたり」と意識すると、やはりいろいろと手を加えることが多く、
仕上げはやっぱりもう少し時間欲しい方もいましたよね。
最後の最後まで、皆様一生懸命取り組んでくださりました。


また、和室なので木屑を踏むと痛いし「片付けながら作業しよう」と、
上の写真のようなマイゴミ箱を用意しました
これは皆さんせっせと木屑を入れてくださって大活躍。
お掃除もらくちんなのでこれは次からの教室にも取り入れたいです=

そして、皆さんじっくり制作できたので、なかなかの完成度にびっくりでありました。
ケガもなく一安心。お疲れさまでした!
ちょっとずつお手入れもしながら、どんどんご愛用ださいね。


今回のデザートは、
友人の布小物とお菓子作家のつちながあやさんにお願いしました。
スプーン作りで暑くなったのどに、さわやかな口当たりのデザートをということで、
ホワイトグレープフルーツをベースとしたホワイトとピンクグレープフルーツ
のゼリーを作ってくださりました。
「おいしい〜!」「きれい〜!」「つかいやすいです!」と皆さんマイスプーンで大満足。
ありがとうあやさん。
またのコラボをお願いいたしますね。

記念のおみやげ杉のコースターは、
アサヒビール社有林・庄原林業所(広島県)の、杉の間伐材で作ったものです。
杉の香りお楽しんでくださいませ〜。

美術館ブログでもわかりやすくレポートしてくださってます→

それでは、「かんさいいすなう」もあと一ヶ月少しとなりました。
まだの方は是非是非、いろんな椅子に触れにいってくださいね。

最後になりましたが、このような機会をくださった大山崎山荘美術館の皆様、
学芸員のSさん、サポートしてくれた公庄くん、ありがとうございました。

五山の送り火もすみ、京都もそろそろ涼しくなってくるんでしょうか?
残りの夏を素敵にお過ごしください。

Leave a Reply