カフェレスパス は、ランチの楽しめる喫茶店。
ラトナカフェに続き、森田一弥さん設計のお店の家具を制作しました。
お店の家具一式。黒拭き漆に。今考えても贅沢！
2003年／門真市 Cafe Le’space
テーブル：W1200 D750 H685 ナラ
椅子：W370 D450 H780 SH410 ナラ、革
ともに黒拭き漆仕上げ
漆の家具をもっと普段使いに使ってほしいとの思いから、
黒漆に生漆を重ねたあっさり仕上げですが、高級感があります。
こちらの内装は、カラフルな色の土壁。
カウンターも左官。
私ももっと今までの形にとらわれないものを！
とのいろいろな葛藤ののち、やっぱりもとにもどってしまいました。。
でも、これくらいの混ざり具合でいかがでしょうか？
。。。
オーナーのAさんはとってもゆったり、マイペース。
私が初めてお会いしたときは、会社員。
空いていた持ち家を改装して喫茶店を始められました。
回りは工場やマンションが多いし、
外からは、普通の民家。
こんなお店があるんて！！誰も気づかないかも。。。
しかし、噂は噂を呼びます。
おいしいランチ、美味しいコーヒー、
なんだかのんびりできる、、、こんな場所が近所にあったんだ！って。
朝から自転車で３０分かけて奥様がたがオープンを待っていたり、
おじいちゃん、おとうさん、お母さん、ご家族そろって食べにきたり、
若者も一休みしていたり、、。
実に幅広い年齢層が訪れています。
私が行ったときは、
ご近所の小さな小学生が、
「この前は、喫茶店の仕事をみせてくれてありがとうございました１」
と、学校の帰りに、数人で社会見学のお礼の手紙を渡しに来てくれてました。
Aさんは「こちらこそありがとう、お礼にジュースをどうぞ」と。
小学生たちは黄色い帽子とランドセルのまま、
とってもうれしそうに喫茶店の椅子に座って、
おいしくジュースを飲んでいました。
あー、いいな、こんな町の喫茶店。
今は大忙しで、一人でのんびりやるからとお話されていたのに、
奥様も一緒にランチ時間は大忙しです。
是非門真在住のかたは探してみてください。