「酒陶 柳野」にて夏の会のお知らせ

2009/06/29 by


ポチテックの椅子をお使いいただいている酒陶柳野さんにて、
灯と古器即売のご案内です。
柳野さんは大人っぽくてとってもかっこいいバー&ダイニングです=
夏の夜のひとときを、
お酒と灯りと器、楽しみにどうぞ=。


バーは平常営業のままで、
灯や古器は、お店の奥のお庭ご覧いただけます。
お店にも行ったことのない方も、
バーは知ってるけれどお庭をのぞかれたことのない方も、
この機会に是非是非。お求め安くなっているそうです。
掘り出し物、ありますよ〜!

とき:平成21年7月4日(土)〜5日(日)
   午後6時〜

ところ:酒陶柳野
    京都市中京区三条新町西入ル
    075-253-4310

主宰:古美術 三彩
   東京都渋谷区宇田川37-13
   03-5790-3310

   古美術 佃
   京都市中京区寺町竹屋町東入ル
   075-231-3812

。。。

会を主宰している一人、「古美術 佃」の佃(つくだ)さん。
二日間ともおられるそうです。
佃さんのお店も非常にかっこいいきりりとした空間です。
(土曜日の1時〜5時のみ営業 会期中は休み)

私が佃さんと初めて出会ったのは、
の前の柳野さんのお店
(四富会館というものすごくコアな場所にあったんです)
6席のカウンター。
とても元気のいい(声もおっきい)からりとしたおじさまでした。
10年たった今もパワーは変わらずです。

そのとき、
「どうやったら本もの、偽もの、わかるんですか?」と尋ねると、
「ホンマに、ええもんばっかりみたらええんや。
そうしてるうちにわかるようになるんや」とおっしゃってました。
ほんものかあ、、、ほんものほんもの。
そのとき、
ひょいと器を(何もつつまれていない、、)、
ふつうの鞄の中から器をだしてきて見せてくれたのを思い出します。

「骨董」という世界は、10年だったいまも今だになぞだらけです。
骨董とは違いますが、
私は誰かが使っていたもの、傷などの形跡があるもの、
それぞれの歴史、
物語があるものに挽かれ、家の家具は譲り受けたものがほとんど。

器にも、そんな物語を感じると、古い、新しい関係なく、
つい手がのびてしまいます。
(手が届く範囲でですけど)

私が持っている佃さんの器は、まだ一つだけ。
白磁の涼しげなぐい飲みです。
傷ありのため掘り出し価格でした。

。。。
器にちなんで、
昨日は、大好きな陶芸家のキタさんのお茶碗を2コ買いました。
気に入っていたお茶碗が割れてしまい、
夫婦でつかえるお茶碗をさがしていたのです。
ぱっと見て、「あ、これだ!」と思いました。

ぱっとみて気に入ったもの、作り手や売り手と話をして気に入ったもの、
必要だった形、なぜだか気になるおちょこ、、
そのとき、そのときの出会いを楽しむ、(これは何にでもあてはますのですが)
ものを買うことの醍醐味です。

さらに、器は美味しいお酒や食事、時間を味わえるんですから!

今日も美味しくいただきます。

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