cafe RUHEの椅子、できあがりました。

2009/11/12 by

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京都嵐山 嵐電、嵯峨駅真向かいです。
材はチーク!座面はちょっと明るいグリーン。
シンプルでかっこいい椅子がお迎えいたします。

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改装中の店舗兼ご自宅にて、
店主、Mさん親子に初めてお会いしたのは9月だったでしょうか。

そのテーブルの上にあったコーヒー豆の袋を見てびっくり!
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「赤い実」という、大阪谷六の自家焙煎屋さん。
「ご縁があって、こちらの豆を使う予定なんです」とのこと。
「赤い実」さんは、私のお世話になっている建築家が、設計されたお店で、
以前私の初代お豆スツールがレンタルされていたことがあったのです。
(と、なかなか遠い話なのですが、、)
でも、京都には馴染みの少ない豆屋さんなので、
偶然、こちらで飲めるとは思ってもいない感動でして。
1回だけですが、数年前にお訪ねしたことがあります。
北欧のヴィンテージの食器の販売、インテリアもコレクションされていて、
店内の雰囲気も素敵でした。
確かお豆もしっかりしていて美味しかったなあ。
美味しいコーヒーをご馳走になりました。

と、言う訳で(前置きが長くなりました、、)、
初対面ですがなんだか親近感が沸いてしまいました。
さばさばした娘Yさんの、
「かわいいカフェというよりは、
おじさんの喫茶店ぽく、飾り気少なく」
というようなイメージをもとに、シンプルでちょとかっこいいデザインにしました。
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先に納品した六花は女性らしさ、かわいさというものをイメージしているので、
同じグリーン系統の椅子ですが、雰囲気が違います。
定番のポチテックらしさもつまってるかと。

椅子の製作協力は樹輪舎京都さん、
張りをお願いしたのは、村上椅子さん。
今回バネ入りの椅子になっているのですが、
座面のふちをすっきりさせるのに努力してもらいました。
これが隠れたポイントなのです=
こちらのイメージをきちんと汲み取って、引き出してくださり、
とてもいい雰囲気に仕上がりました!
そうそう、背もたれは曲げ木です=
座り心地、ばっちりです。
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こちらの設計をした建築家Tさんのご提案で、
店内もチークがふんだんに使われながらも、
天窓から軽やかな光が入って、明るい雰囲気です。
チークはなかなか贅沢に使えることは少ないので、嬉しいことでした。
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cafe RUHE/カフェ・ルーエさん。
もともとは、数十年の間、西京極にあり、
ふんだんに木を使われた重厚な喫茶店だったとか。
オーナーMさんの叔母さんが経営されていたことから、
このたび譲り受けられたそうです。
嵐電嵯峨駅からほんとすぐ。
カンカンという心地よい電車の音とともに、
新たな場所での歴史も刻まれて行く事でしょう。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!

オープンは11月末あたりと考えられているようですが、
またお知らせさせていただきます。
紅葉もこれから本番ですね。
実はあまり堪能したことがないので、今年はルーエさんとともに、
楽しみたく思います。

素敵な秋を。

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